食材の力を高める感性
髙志の宿 髙島屋
新潟市/日本旅館
豪壮な庄屋屋敷であじわう
数百年の歴史と風格
弥彦山麓に300年の開湯の歴史を紡ぐ、岩室(いわむろ)温泉。霊験あらたかな薬湯を求めて、多くの観光客が訪れる越後の奥座敷である。
同地に旅荘は数々あるが、中でも髙志の宿 髙島屋は、歴史と風格を備えたもてなしの宿として通人に好まれる。260年の時を刻む、江戸時代の庄屋屋敷の佇まいは国の登録有形文化財であり、明治天皇がご小休された駐蹕(ちゅうひつ)の間や囲炉裏のあるロビー、囲碁・将棋の対局が行われる特別室、土蔵を使った蔵の間など、館内には非日常の空間が広がっている。
また髙島屋にはもう一つ、「泊まれる料亭」という別名もある。日本海は目の前、その日その日の水揚げや仕入れによって変わる献立に、舌鼓を打てるのだ。
自然相手の料理で得た料理哲学
板場を仕切るのは、金子靖。料理の道に入って、まもなく半世紀となる。
金子の料理哲学はこうだ。「一期一会を大切にし、手間を惜しまぬ仕事で真心を込める」。そして、「余裕を持って楽しく仕事にあたり、人にも物にも思いやりの心を持つ」と続く。
日本海の海の幸や、越後平野で育てられるコメや野菜などのポテンシャルを信じ、その素材の力を余すことなく料理に活かす。反面、人気の宿のためリピーターも多く、同じ料理を出すことはプライドが許さない。加えて魚の仕入れは時化(シケ)との戦い。板場はもちろん、天候や気温にも気を配らせて、その日の最上を食膳に上げる。
「髙島屋だからこそ取り組めるグレードの高い仕事。大きなやり甲斐を感じます」。
四季折々の食材を用い、色合いにも工夫した華やかな婚礼料理にも定評がある。一生一世の誓いの日を引き立てる、想いのこもった金子の料理だ。
その料理センスを、イチゼンで。定番メニューではない逸品を、ご家庭にお届けする。
板長金子 靖
1956年、三条市で生まれる。高校を卒業後、東京銀座の割烹にて7年修業。以後、新潟へ戻り、割烹や日本料理店で腕を磨く。29歳の時、髙志の宿 髙島屋の板場へ。「泊まれる料亭」の名を高め、尽力してきた1人である。イチゼンでは、宿泊客からの要望でのみ饗される、特別メニュー「すき焼き」をご提供。「新潟自慢のブランド牛と豚を、髙島屋オリジナルの割り下でお楽しみください」
1956年、三条市で生まれる。高校を卒業後、東京銀座の割烹にて7年修業。以後、新潟へ戻り、割烹や日本料理店で腕を磨く。29歳の時、髙志の宿 髙島屋の板場へ。「泊まれる料亭」の名を高め、尽力してきた1人である。イチゼンでは、宿泊客からの要望でのみ饗される、特別メニュー「すき焼き」をご提供。「新潟自慢のブランド牛と豚を、髙島屋オリジナルの割り下でお楽しみください」
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