お米のベストな保存方法は?場所・容器・期間まとめ
2022年5月12日
みなさん、こんにちは!にいがたクリップ編集部です。
みなさんはお米がお好きですか?
白米大好きな私は新潟県民であることを日々誇りに思っております!
毎日新潟コシヒカリの艶にうっとりしながらご飯をかきこんでいます!!
このブログをやっているとよくいただく質問が、『お米の保存方法について』です。
・お米はどこで保存するのがベスト?
・どんな容器に入れて保存すべき?
・どのくらいの期間保存できるの?
ということで、今回はお米の街・新潟県民の私が、実際にプロに教えてもらった正しいお米の保存方法についてお話していきたいと思います!!
みなさんもぜひ毎日美味しいご飯を食べる際の参考にしてみてくださいね♪
目次
美味しいお米を手に入れたとしても、保存方法によって味や風味は変わってくるもの。美味しくお米を食べ続けるには、保存方法に気をつける必要があります。
お米は生鮮食品
お米は、野菜やお肉と同じ生鮮食品。精米されたお米は玄米より早く酸化し、2週間経つと味が落ちてくるといわれています。そんな繊細なお米だからこそ、しっかり保存して美味しいお米の味を保ち続けたいものですよね。では、どんなところがお米にとって適する保存場所なのでしょうか?
お米は直射日光や湿気を避けて保存
お米を保存するときのベストの温度は、10〜15度。温度が高いと酸化が進んでしまったり、ヒビ割れを起こしてしまいます。直射日光や高温に弱いので、外や暖房が常にかかっている場所には置かないようにしましょう。また、水回りもお米にとってはNG!湿度が高いとカビが生えてしまうので、湿気の少ない場所に保存しましょう。
オススメ保存場所は冷蔵庫の野菜室
「直射日光が当たらず、10〜15度をキープ、湿気の少ない場所」、これらの条件を満たすのが、冷蔵庫の野菜室なんです!繊細なお米にとって、自分の身を守ってくれるありがたい場所。お米にとって良い環境で美味しく保存したいですね。
お米の保存容器を選ぶときに気をつけたいポイントは全部で4つ。
・密封性の高い容器
・中身が見えやすいもの
・お米が最後まで取り出しやすいかどうか
・シンプルな構造のもの
密封性が高いと、酸化や湿度、匂い、虫などからお米を守ってくれます。お米は酸素に触れることで酸化していくもの。まずは、できるだけ空気に触れないように密封する必要があります!
中身が見えるとお米の残量が分かりやすいので、使い勝手がいいですよね。お米が最後まで取り出しやすいことも同様です。米粒ひとつでも最後まで使い切りやすいことも大切。お手入れが簡単なできるだけシンプルな構造のものも継続的に使っていくためには必要ですね!
オススメはペットボトルやジップロック
こうした条件を満たすのが、ペットボトル!ペットボトルは蓋をしっかり閉めて密封でき、最後まで取り出しやすいんです。立てても、横にしても良いので、冷蔵庫の野菜室に入れて保管しましょう。
ただ、デメリットとして底を洗いにくいことが挙げられます。そんなときはボトル用の長い柄がついたスポンジで底までしっかり洗うようにしてください。
また、ジップロックで保存するのもオススメ。密封できる袋に小分けをしておけば、冷蔵庫内にスペースがなくても保存することができます。一人暮らしや冷蔵庫があまり大きくない方はジップロックを活用してお米を保存しましょう♪
お米は米袋から出して保存
こうしたお話をすると、「お米を買った米袋に入れて保存すればいいんじゃないの?」と言われることもあります。しかし、米袋には目に見えないくらいの小さな穴が空いているので、そこから空気が入り、お米が乾燥したり、においが移ってしまう原因になるんです。買ってきたら必ず米袋から出して保管するようにしましょう!
最初に述べた通り、お米は生鮮食品。鮮度が命なので、できるだけ早めに食べるようにしましょう。その上で保存の目安は、冬は2ヶ月、春秋は1ヶ月、夏は1週間といわれています。この期間を過ぎたからといって食べられなくなるわけではありませんが、可能な限り早めに食べるようにしましょう。鮮度が気になる方は、少量のお米を定期的に購入すると良いかもしれませんね。
なぜお米に虫がわくの?
お米を保存していると気になるのが、虫。この虫は、一体どこからやってくるのでしょうか。虫が入る経路は複数あるのですが、主にお米の保存袋の小さな穴から侵入してきます。嗅覚が優れている虫は、小さな穴から漏れるお米の匂いから通気穴を見つけてしまうそう。だからこそ、米袋から出して別の方法で保管する必要があるのです!
お米に虫がわいた時はどうしたら良い?
とは言っても、「虫が湧いてしまった!」ということもありますよね。そんなときはどうすれば良いのでしょうか。お米に虫がわいても、きれいに取り除けば基本的には食べても問題ありません。
虫がわいてしまったときは、この2つの方法で虫を取り除きましょう。
1. 水で浮かせて取り除く!
お米を水に浸して、浮いてきた虫を取り除きましょう。目に見える虫を取り除いたら、軽く米を混ぜて虫が浮かんでこないかをチェックしてください。
2. ザルでふるいにかける!
ザルに少量ずつお米を入れて軽くゆすりましょう。お米につく虫は、ほとんどが小さな虫なので、ザルの隙間から虫が落ちていきます。
米袋に入れておくとわいてしまう、虫。米袋から別の容器に移し変えることは前提ですが、それでも虫を見つけてしまったら、慌てずに水に浮かせたり、ザルでふるいにかけるなどの対応をして虫を取り除き、美味しいお米をいただきましょう!
なぜお米にカビが生えるの?
カビは温度が25度〜30度、湿度70%以上の栄養が集まるところに発生しやすいといわれています。お米は若干の水分が含まれており、かつ吸湿性が高い食材。そのため、湿気を好むカビにとっては、過ごしやすい住処なのです。シンク下にお米を置く人もいますが、湿度が高くなり、匂いもついてしまうので、できるだけ避けるようにしましょう。
お米にカビが生えた時はどうしたら良い?
お米にカビが生えると、緑や黒、白など、カビらしい見た目になります。他にも、見た目が変わらずとも臭いが出てくるお米もあります。また、湿気を含んでいるため、しっとりとした手触りになることも。
こうしたカビが生えたお米は食べないほうがよいでしょう。お米を洗う前に確認して、取り除くようにしましょう。
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割烹渡辺「かぼすかおる烏賊雲丹塩麹漬」
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割烹渡辺「すだちかおる鮭ほぐし漬」
南魚沼市・八海山の一番水でじっくりと育てた八海山サーモンを使用。ご飯の上に乗せて、お酒を楽しんだ後の締めのお茶漬けに、いろいろな食べ方をお楽しみいただけます。
割烹渡辺「ゆずかおる鯛胡麻和え」
新鮮な鯛を練りごまと擂りごまを合わせた調味料で胡麻和えに。そのままご飯の上に乗せても、お茶や出汁をかけてお茶漬けにしても。トッピングには三つ葉とわさびがお勧めです。
今回は、お米のベストな保存方法について、お伝えしました!毎日ご飯を食べていても、適切な保存場所や容器、期間は意外と知らないですよね。
みなさんも、今日からお米の保存方法を見直して、毎日美味しいお米を食べましょう♪