こんにちは！
にいがたクリップ編集部です。

映画史上最高傑作の作品に選ばれた『ゴッドファーザー』に登場したイタリア・シチリアのデザート「カンノーリ（カンノーロ）」をご存じですか？
なんとあの毒殺シーンに登場する重要なお菓子なのですが、日本ではなかなか知られていないため当時から”ケーキ”として訳されていました。

このデザート「カンノーリ（カンノーロ）」とは実はどんなデザートなのでしょうか？？
この記事では、登場シーンの紹介や気になる味についてお伝えしていきます。
日本でも発売されるたび完売になるほど大人気のカンノーリもご紹介するので、最後までぜひ楽しんでくださいね。

カンノーリは、イタリアのシチリア島で生まれたお菓子で、パスタのような生地を丸めて揚げて、その中にリコッタチーズベースのクリームを詰めたもの。もともとはお祭りで作られるお菓子でしたが、映画『ゴッドファーザー』で登場したことがきっかけで話題となり、今ではシチリア島の名物として通年販売されるようになりました。

サクッとした食感と濃厚でありながら爽やかな後味の「カンノーリ」。生地やクリームには、シチリア島で生産している「マルサラ酒」で風味づけをしているそうです。最後にシチリア島名産のピスタチオを乗せて。
最近はリコッタチーズ以外にも生クリームやカスタードクリームなどを使うこともあれば、チョコやピスタチオ以外の果物を入れることもあるのだとか。お店によってさまざまな味があるそうですよ。

「カンノーリ」という言葉は最近日本でもよく聞かれるようになりましたが、同時に「カンノーロ」という言葉も聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか？
その違いが気になりますが、実はどちらも同じお菓子のこと。
1個だけを指すときは「カンノーロ」、2個以上を指すときは「カンノーリ」というようです。

冒頭で「カンノーリ」は『ゴッドファーザー』で登場するとお伝えしましたが、具体的にはどんなシーンで登場するのでしょうか？　ここからは映画のなかで「カンノーリ」が登場したシーンをご紹介します！

最初に出てきたのは、58分頃。
「Leave the gun. Take the cannoli.（銃は置いていけ。カンノーリを持ってきてくれ）」というセリフです。
この言葉を言ったのは、ポーリーを殺害するように命令されたクレメンザ。部下のロッコがポーリーを撃ち殺した後、ロッコに向かってこのセリフを発します。

こちらは、2時間16分頃のコニーがドン・アルトベッロを「カンノーリ」で毒殺するシーンで描かれました。
今度はセリフではなく実物が登場。毒が塗られた「カンノーリ」を使ってドン・アルトベッロを殺そうとしていたのですね。

筒状に揚げた小麦粉の皮に、リコッタチーズベースの3種のクリームを入れた新潟の人気店「osteriaBACCO」が考案した、カンノーリ。

・クレーマピスタッキオ（リコッタチーズ×ピスタチオ）
・クレーマチョコラータ（リコッタチーズ×チョコレートとオレンジの皮のシロップ漬け）
・クレーマフルッタ（リコッタチーズ×ドライフルーツ入り）
の３種類のクリームが入っています。

映画を見ながらのおやつに、午後のひとときに甘い食後酒と一緒に。どんなときでもおいしく食べられる一品です。

>>osteriaBACCO　「カンノーリ」の商品ページをみる

今回は映画『ゴッドファーザー』に登場したカンノーリについてお伝えしました！

・『カンノーリ』とはシチリア島で生まれたデザートのこと。
・サクッとした食感と濃厚でありながら爽やかな後味が特徴。
・1個だけを指すときは「カンノーロ」、2個以上を指すときは「カンノーリ」と呼ぶ。
・映画『ゴッドファーザー』の「カンノーリ」登場シーン
も合わせてご紹介。

雨や雪で家にこもることが多くなる冬の季節。改めて映画を見ながら、カンノーリを食べてみるのはいかがでしょうか？

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