新潟名物へぎそばの美味しい食べ方は?薬味やオススメ付け合わせもご紹介
2022年7月5日
みなさん、こんにちは!にいがたクリップ編集部です!
新潟グルメといえば、「へぎそば」!
みなさんは食べたことがありますか?
「普通のお蕎麦と少し見た目が違うけど、どうやって食べればいいのか?」
「薬味や付け合わせは何がいいのか?」
と、気になりますよね!
今回はそんなへぎそばの特徴や食べ方について、に新潟グルメに詳しいにいがたクリップ編集部がご紹介していきます!
目次
へぎそばとは
新潟県魚沼地方発祥といわれる、へぎそば。海藻の一種「布海苔(フノリ)」を練り込み、「へぎ(片木)」と呼ばれる器に載せて食べるそばのことを指します。
そばに練り込む「フノリ」は、もともとは着物の産地・十日町で織物の仕上げの糊付けに使われている海藻でした。その海藻をつなぎとして蕎麦に入れることで、へぎそばの特徴であるツルっとした喉越しと弾力のある食感と独特の色が生まれたのです。
また、へぎそばは、蕎麦が一口程度に丸めて盛り付けされていることも特徴。
これを手繰りといいますが、この形はフノリを使ったコシの強いそばでないと出来ないんだそう。味にも見た目にも、フノリの利点が生かされているのです。
へぎそばの食べ方
へぎには、一般的に3〜4人前のそばが入ります。それをみんなで囲んで食べるのが新潟流。
お店のメニュー表にも○人前と書いてあることが多いです。一人前でも実質は1.5人前と、他の蕎麦屋より容量が多いことが特徴。少食の方は、注文する前に店員さんにどれくらいの量が入るのかを聞いてみたほうがよいかもしれません。
へぎそばは、蕎麦の香りと味を堪能するためにも、つゆのつけすぎに注意。へぎそばならではの喉越しと弾力は、できるだけそのままの味で楽しんでみてください。
へぎそばに合う「薬味」「付け合わせ」は?
そばの薬味と言えばワサビが一般的ですが、へぎそばについてくる薬味はカラシが出てくる店も多いのが特徴。カラシはつゆには入れずに蕎麦に直接つけて食べるようにしてください。さっぱりとした辛さが、食欲を増進させてくれるはずですよ。
他にも、きざみ海苔や季節の薬味、天ぷらなどとの相性も抜群!へぎそばの発祥店でもある「小島屋総本店」のメニューには、鴨のつけ汁や大根おろし、山菜おろし、切のり、とろろ、生玉子とたくさんの蕎麦のお供が記載されています。ご自宅で作る場合は好みの薬味や付け合わせを用意して、楽しんでみてはいかがでしょうか。
へぎそばには温かい食べ方もある?
寒い季節には、温かいそばもおいしいですよね。
へぎそばの喉越しを楽しむためには、冷たい蕎麦が多いですが、温かい蕎麦にすることも可能です。その場合は、水洗いした麺をザルに入れてサッと熱湯で温め、湯切りをして器へ。
その後、温かいつゆをかけてください。鴨南蛮や山菜そば、天ぷらそばにしてもおいしそうですね。
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新潟には、へぎそば以外にも、おいしい食材・料理がたくさんあります。グルメサイト【イチゼン】では、新潟の名店が扱う料理をお届けしています。その一部をご紹介します!
今回ご紹介するのは、『ミシュランガイド 新潟2020』で二つ星を獲得した老舗寿司屋「兄弟寿し」が考案した「海の地物おつまみ」。3点セットでも、単品でもご購入いただけます。まずは、それぞれの商品について紹介します!
兄弟寿し「南蛮海老有馬山椒煮」
佐渡沖で獲れた南蛮海老(甘エビ)を、鰹と昆布の合わせ出汁で低温調理。ふっくらと炊き上げられた南蛮海老が濃厚な味わいです。実山椒の爽やかな刺激も、酒の肴に良いアクセント。
兄弟寿し「烏賊(イカ)塩糀ふぐ子和え」
細切りの真いかを、酒粕漬けのふぐの卵巣と塩糀とで和えた珍味です。ポイントは半日かけて軽く干した真いか。旨みがぎゅっと凝縮され、塩気とも相まってたまらない味わいです。
兄弟寿し「バイ貝柔らか煮」
刺身や鮨にもできる新鮮なバイ貝を、酒、塩、醤油を用いて、あえて含め煮に。しっかりと味の入ったバイ貝は、冷酒や燗酒など、日本酒なら相手を選ばない一品です。
兄弟寿し「海の地物おつまみセット」
これら3点を合わせて、「海の地物おつまみセット」として購入することも。お世話になった人への贈り物にぴったりですよ。
まとめ
今回は、「へぎそば」の美味しい食べ方についてご紹介しました。
へぎそばとは、「布海苔(フノリ)」を練り込み、「へぎ(片木)」と呼ばれる器に載せて食べるお蕎麦のことを指し、ツルっとした喉越しと弾力のある食が特徴。
食べるときは、たっぷりつゆにつけず、少しだけ。ワサビではなく、カラシで食べることを覚えておいてください。
全国の蕎麦好きを唸らせる、へぎそば。ぜひ一度食べてみてください!