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新潟のお正月は豪華!のっぺい汁やおせちの中身をご紹介

みなさん、こんにちは!
にいがたクリップです。

日本のお正月といえば「おせち」や「お雑煮」ですが、ご当地によってその中身や味付けが異なるもの。
新潟はといえば、おせち・お雑煮共にとても豪華で具たくさんなのです!

今回の記事では、新潟のお正月についてご紹介します!
おせちにもオススメな新潟お取り寄せグルメについてもご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね!

新潟は、お正月よりも大晦日が豪華?

みなさんは、おせちをいつ食べますか? 一般的には元旦の日に食べることが多いと思います。ですが、北海道や東北、新潟などの一部地域では、大晦日に食べるんです! 
旧暦では、日暮れとともに日付が変わると考えられていたので、新年は大晦日から始まっていると考えられていました。そのため、一部地域では新暦に変わってからも、この習慣が残って、大晦日におせちを食べるようになったそうです。

新潟の郷土料理「のっぺい汁」とは?

「のっぺい汁」とは、里芋やごぼう、れんこん、にんじんなどの旬の野菜を入れた新潟県の郷土料理のこと。地域によっては鶏肉や鮭を入れたり、最後にいくらを添えることもあります。汁と名前がついていますが、実はとろみのある煮込み料理。醤油やみりんで薄味に仕立ててあり、夏には冷やして食べることもあります。

「のっぺい汁」と「けんちん汁」の違い

全国的によく食される「けんちん汁」との違いは、「とろみ」があるかどうかと、豚肉を入れるかどうか。
新潟県では里芋をたくさん入れることで自然なとろみをつけますが、けんちん汁ではとろみはあまり入れません。また、けんちん汁には豚肉が入っていることが多いですが、のっぺい汁には豚肉は入れず、肉を入れないか、入れる場合は鶏肉がほとんど。だからこそ、冷やしても豚肉特有の脂が浮いてこず、美味しく食べられるのです。

新潟のおせち料理の中身と種類

新潟県のおせち料理には、黒豆や伊達巻、栗きんとん、かまぼこなどの定番の料理もありますが、新潟県特有のものもいくつかあります。ここからは特徴的な料理をご紹介します!

塩引鮭の一鰭(いちびれ)

新年を迎えるときに出される「年取り魚」。東日本では鮭、西日本では鰤が一般的です。そのなかでも神様へのお供えものとして出されるのが、鮭のおびれについているカマ「一鰭」。かつてはお正月に神様にお供えして一家の大黒柱が食べるものでした。鮭が一生を終えるまで一時たりとも休まず動き続けた故事に由来する一鰭。その生命力にあやかるべく、大黒柱が食べるようになったそうです。

氷頭なます

新潟や東北、北海道など、寒い地方に伝わる郷土料理で、正月などお祝い事の際によく食べます。氷頭とは、鮭の鼻の軟骨部分のこと。氷頭を薄く切って、酢・砂糖・塩を入れた大根おろしと柚子を和えて、いくらやきゅうり、タコなどを入れて作ります。さっぱりした味で日本酒にぴったり! 新潟県ではお祝い事に欠かせない料理のひとつです。

鮭の昆布巻

北海道から東北、北陸まで昆布巻は幅広い地域で食べられますが、これらの地域ではニシンが一般的。ですが、新潟県ではニシンの代わりに鮭を巻いています。鮭は頭や骨などもすべて入れたまま弱火でじっくりと煮込み、柔らかくしたものを使用。昆布に巻いて醤油やみりん、酒などで味付けをして作ります。鮭の脂が濃厚でご飯が進む一品。スーパーマーケットでも買えるので新潟県を訪れたときはぜひ探してみてください。

はりはり漬け

雪に覆われる新潟県の冬。はりはり漬けはその間の保存食として作られてきた郷土料理です。一般的なはりはり漬けは、酢を入れますが、新潟県のはりはり漬けは切り干し大根を醤油につけるだけ。これに昆布や人参、スルメ、数の子を入れて、おせちの一品として食べることが多いようです。

新潟のお雑煮はたっぷり具だくさん!

新潟県のお雑煮は、他県のものと比べて具だくさん! 塩引鮭はもちろん、大根や蓮根、里芋、ごぼう、こんにゃく、長ねぎ、人参、しいたけ、ぎんなん、かまぼこ、餅とたくさんの野菜を入れます。味付けは出汁と醤油、酒がメイン。味を整えたら最後にいくらを添えて完成です。

一般的なお雑煮は鶏肉や青菜、大根、人参、ネギ、餅だけなので、比べるとかなり多いことがわかります。具体的な理由はわかりませんが、のっぺい汁にもたくさんの具材を入れることから、新潟県民は料理にたくさんの具材を入れる傾向があるのかもしれませんね。

お正月料理にオススメ!人気の新潟グルメをご紹介

『肉山』新潟の肉おせち

予約は数ヶ月待ちが当たり前、空きが出てもあっという間に埋まってしまうという、赤身肉専門店『肉山』。その『肉山』でお馴染みの赤牛のローストや、和牛のローストなど、これでもかと肉を楽しめる豪華肉おせちを販売しています! いろいろなお肉を食べ比べできるのも嬉しいですよね。二の重には、『肉山』で人気のパテやカレーなども付くので、お肉以外も楽しめそうです!

>>『肉山』新潟 「『肉山』新潟の肉おせち」の商品ページをみる

すき焼きセット あがの姫牛

とろけるような旨みが特徴の「あがの姫牛」。ビールの世界大会で世界一に輝いた「スワンレイクビール」のビール粕を乳酸菌で発酵熟成して飼料にしています。そんな大切に育てられた牛を歴史と風格を備えた「髙島屋」が「すき焼き」として商品を考案。新潟が誇る牛肉を贅沢に使った一品となりました。

>>髙志の宿 髙島屋「すき焼きセット あがの姫牛」の商品ページをみる

まとめ

今回は新潟県の正月料理についてご紹介しました。

・新潟県は元旦よりも大晦日が豪華!
・のっぺい汁とは里芋やごぼう、れんこん、にんじんなどの旬の野菜を入れた新潟県の郷土料理のこと。
・「のっぺい汁」と「けんちん汁」の違いは、とろみと豚肉。
・新潟のおせち料理には、塩引鮭の一鰭や氷頭なます、鮭の昆布巻、はりはり漬けが入っている。
・新潟のお雑煮は具だくさん!

といった内容をお伝えしました。

これから迎えるお正月。県外に住む新潟県民のみなさんも今年は新潟らしい年越しに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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