こんにちは!にいがたクリップ編集部です。
仕事・接待・デートなどで高級寿司店に行く機会が増えると、マナーやルールなど気をつけるべきことを知っておきたいですよね。
今回は、ミシュラン星獲得有名店を数多く扱う我々イチゼンが、高級寿司店で失敗しない服装や食べ方、その他マナーなどをご紹介していきたいと思います。
これさえ守っておけば、高級寿司店を楽しめる!というポイントをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高級寿司屋に行くときに気になるのが、服装ですよね。でも、気負いすぎなくて大丈夫。清潔な服装であれば、いつも通りで問題ありません。ただし、あまりにフランクすぎると場の雰囲気を損ねる可能性があるので注意が必要です。
Tシャツやジーンズ、パーカー、サンダルは避けたほうが良いかもしれません。
また、アクセサリーの付けすぎにも注意。ジャラジャラと音が出るくらいたくさん付けていくことは控えるようにしてくださいね。
日頃から腕時計をつけている人は、席に着いたら外してカウンターの隅に置くようにしましょう。あまり目立つ場所に置くのではなく、さりげなく時間を確認できる場所に置くようにしてください。
帽子を被っている場合は、室内に入ったタイミングで外すことを忘れないでくださいね。
普段から香水やタバコの習慣がある人は、高級寿司屋に行くときは匂いを残さないことを意識するようにしてください。高級寿司屋に行く日は香水をつけないように、行く前にはタバコは吸わないようにしてください。
職人さんの呼び方は複数あります。基本的には、大将に声をかけたいときは「大将」または、「ご主人」。それ以外の板前さんにお願いしたいときは「板前さん」と呼べばOKです。
もちろん、言いにくいときは「○○をお願いします」など、ネタの名前をいうだけでも大丈夫ですよ。何回か行って馴染みの客になったら、名前で板前さんを○○さんと呼ぶのもいいですね。
「高級寿司屋で何を頼めばいいか不安……」。そんなことを考えてしまうことはないでしょうか?
そんなときは、「おまかせ」でOKなんです!どれを頼めばいいか分からないときは、予約の段階で予算を伝えておまかせでお願いするのもひとつの手段です。
それでも迷ってしまう人は、酒とつまみからお願いしてみてはどうでしょうか?
日本酒を選び、そのアテとしておすすめを聞いて注文。つまみを楽しんだ後に、握りを「おまかせで」と言って頼みましょう。
ただし、苦手な食べ物がある方は事前に伝えるようにしてくださいね。
ただ、自分で組み立てて注文してみたい!という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、白身などの淡白なネタから注文、その後、赤身や貝類の味の濃いもの、干瓢巻きなどに移っていくといいでしょう。あっさりしたネタから少しずつ味の濃い魚介に進んでいくのも楽しみです。
ワサビが苦手な人、あまり量を食べられない人は、高級寿司屋で「ワサビ抜き」や「シャリ少なめ」がOKかどうかが気になるのではないでしょうか。
結論からいうと、基本的にはこの2つを言ってOK。頼む際にしっかり伝えるようにしましょう。
寿司ネタは仕入れ値が変わりやすいもの。値段がわからないと頼みにくいこともあるので、時価を聞いてもOKです。慣れてきて大体の相場がわかるようになったら、少しずつ聞くのをやめるようにしていきましょう。
ゲタとは、寿司が乗っている下駄のような木製の台のこと。
ゲタは板前さんとお客さんどちらも手が届きやすい場所に置かれます。大将や板前さんはこの上に寿司を置いていくので、ゲタは動かさないようにしましょう。
寿司を食べるときは箸でも、手でも食べやすいほうで食べてOKです。
手で食べるとシャリが崩れにくかったり、箸で食べるとネタの温度が伝わりにくかったりしますが、基本は自分の食べやすいほうで食べるようにしましょう。
魚介の寿司を注文すると、塩やゆず、醤油などをつけて出してくれます。その際に気になるのが、醤油がついていない巻き物や軍艦巻きの醤油の付け方。
いろいろな方法がありますが、一般的なのが、ガリを使って醤油をつける方法。醤油に浸したガリをネタに塗ってからいただきます。ただし、この方法だとガリと醤油の味が混ざってしまう可能性があるので、気になる方はネタ部分に醤油をたらしたり、海苔周辺のシャリに醤油をつけてもOK。自分がやりやすい方法でいただきましょう。
板前さんがゲタにのせてくれたお寿司はできるだけすぐ食べるようにしましょう。
お寿司を放置するとネタが乾いてしまい、味が変わってしまいます。会話を楽しみながらお寿司を楽しむことも重要ですが、できるだけ美味しいうちに寿司を食べるようにしてください。
お寿司は、ひとくちで食べるようにしましょう。基本的に和食では「かじる」「噛み切る」といった仕草はマナー違反です。
天ぷらや煮物など、大きな食材がある場合は箸で割いてから食べますが、お寿司は割くことはできないので、一口で食べるようにしてください。
お寿司屋さんで出されるお茶のことを「アガリ」と呼んでいる人を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
ですが、「アガリ」とは本来お客さんが帰る直前に出すお茶のこと。食事中に出すお茶は「アガリ」と呼ばないので注意が必要です。
店内で写真を撮りたいというときは、勝手に撮らないように気をつけましょう。
基本的に寿司屋は静かなもの。そこで撮影の音が出ることも、写真を撮る行為自体も基本的にはNGです。撮りたい場合は、板前さんに「写真を撮ってもいいですか」と一言声をかけてから撮るようにしましょう。
椀物が出てきたら、そろそろ終了という意味です。予算を事前に伝えておくと、予算いっぱいのタイミングで板前さんから「椀物をお出ししてよろしいでしょうか」と聞いてくれるので、それに従うようにしましょう。
お店にも次の予約があるので、椀物とお茶をいただいたら早めに切り上げるようにしてください。また、お任せでない場合は椀物は最後に頼むのが、通。前半に頼んでもマナー違反となるわけではありませんが、意識してみると良いでしょう。
お会計を「おあいそ」という方がいますが、基本的にはNG。
「おあいそ」とは「お愛想なくて申し訳ない」の略語とされており、お店側がいう言葉です。代わりにお勘定お願いします、お会計お願いしますなどの言葉で伝えるようにしましょう。
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兄弟寿し「南蛮海老有馬山椒煮」
佐渡沖で獲れた南蛮海老を、鰹と昆布の合わせ出汁で低温調理。ふっくらと炊き上げられた南蛮海老が濃厚な味わいです。実山椒の爽やかな刺激も、酒の肴に良いアクセント。
兄弟寿し「烏賊塩糀ふぐ子和え」
細切りの真いかを、酒粕漬けのふぐの卵巣と塩糀とで和えた珍味です。ポイントは半日かけて軽く干した真いか。旨みがぎゅっと凝縮され、塩気とも相まってたまらない味わいです。
兄弟寿し「バイ貝柔らか煮」
刺身や鮨にもできる新鮮なバイ貝を、酒、塩、醤油を用いて、あえて含め煮に。しっかりと味の入ったバイ貝は、冷酒や燗酒など、日本酒なら相手を選ばない一品です。
今回はお寿司屋さんで必要とされるマナーについてお伝えしました!
・服装は普段通りでOK!
・香水やタバコはできるだけ避ける
・職人さんを呼ぶときは、「大将」「板前さん」
・オーダーに迷ったら、「おまかせ」
・自分で注文するときは、淡白なネタから
・「ワサビ抜き」「シャリ少なめ」は問題なし
・時価は聞いてもOK
・ゲタはカウンターからおろさない
・お寿司を食べるときは箸でも素手でもOK
・醤油は基本つけなくてOK
・出てきたお寿司はできるだけすぐ食べる
・お寿司はひとくちで
・お茶を「アガリ」と呼ぶのはNG
・写真を撮るときはお店へ事前確認を
・椀物が出たら、「そろそろ」
・会計時に「おあいそ」はNG
たくさんお伝えしましたが、初心者は間違っても怒られることはありません。あまり気負いすぎず、まずは寿司を楽しむことを大切にしてください。