こんにちは!にいがたクリップです!
食の宝庫と言われる新潟県には、海鮮からお肉、野菜まで美味しい食材が豊富に揃っています。
実は、お肉やお魚だけでなく、乳製品も有名なんです!
この記事では、新潟名物の一つ『ごとらって牛乳』についてご紹介したいと思います!
新潟「ごとらって牛乳」とは?
新潟市西蒲区岩室エリアにある後藤牧場では、ジャージー牛の母乳を搾った乳脂肪率5%の牛乳を搾乳しています。この牛乳の特徴は、生クリームのような味わい。ジェラートとの相性も抜群で、牧場からほど近いジェラート工房「ごとらって」では、後藤牧場で搾乳された牛乳を使って濃厚なジェラートを提供しています。一番人気は、ジャージー牛乳。乳脂肪分の高いジャージー牛乳のコクと甘みを楽しめると高い人気を誇っています。
乳脂肪率5%の良質な牛乳
乳脂肪率とは
乳脂肪分とは、たんぱく質や糖質、ビタミン類などの無脂乳固形分を除いた固形分のこと。その脂肪含量を表しているのが、乳脂肪率です。乳脂肪率は牛乳によって異なりますが、規定で3.0%以上と決められています。
ごとらって牛乳は乳脂肪率5%
牛乳の規定が3.0%以上なのに対し、ごとらって牛乳の乳脂肪率は5%! つまり、たんぱく質や糖質、ビタミン類などの成分が多く、濃い牛乳ということ。だからこそ、ごとらって牛乳は濃いクリームのような味わいとなっているのです。
ジャージー牛乳
ジャージー牛とは?
ジャージー牛とは、英領ジャージー島原産の乳牛のこと。バターなどの原料として使われることが多いので、デンマークやニュージーランドなど、主に乳製品生産大国で飼育されています。乳牛としてよく知られている「ホルスタイン種」よりも小柄な体格で、人懐っこい性格。鹿に似たかわいらしい顔をしています。ジャージー牛から搾られる牛乳の濃厚な味わいから、英国王室に出す牛乳として選定。美味しいミルクを出すために特別に改良されてきました。そんな味に定評があるジャージー牛の牛乳ですが、飼育頭数は少なく、国内では乳牛全体のおよそ0.8%! とても貴重な牛でもあるのです。
ジャージー牛乳の特徴
そんなジャージー牛から搾乳されるジャージー牛乳は、味が濃いことが特徴。ホルスタイン種の牛乳と比べると、「乳脂肪分」「乳たんぱく」「無脂乳固形分」の数値が上回る結果になりました。また、βカロチンがたくさんあるので、黄色っぽい色に。その色合いから「ゴールデンミルク」ともいわれています。脂肪球が大きいのでバターを作りやすいといった特性も。こうした成分が濃厚な味わいにつながっているのです。
新潟「ごとらって牛乳」を使った大人気カステラ
ジャージー牛の濃厚な牛乳と、臭みがなく、スッキリとした後味の貴重な卵、そこに割烹渡辺の感性を加えた特別なカステラ。一つひとつ手作業で仕上げたしっとり軽やかな食感に、ほんのり蜂蜜の甘味が香る、こだわりの逸品です。日本海に浮かぶ夕日を纏った黄金雲を思い起こさせることから「黄金雲」と命名。新潟の料理人が丹精込めてつくる、至福のカステラをぜひご賞味ください。
>>黄金雲の詳しい説明はこちら!まとめ
今回は、新潟のジャージー牛乳「ごとらって牛乳」の特徴についてお伝えしました。
・ごとらって牛乳とは、新潟市西蒲区岩室エリアにある牧場「ごとらって」で育てられているジャージー牛から搾られる牛乳のこと。
・乳脂肪率5%で生クリームのような味わい。
・一般的なホルスタイン種の牛乳よりも「乳脂肪分」「乳たんぱく」「無脂乳固形分」の数値が高い。
といった特徴があります。
そんな濃い牛乳を使用したカステラ「黄金雲」もぜひご堪能ください。