こんにちは！にいがたクリップ編集部です。

食べ過ぎ・飲み過ぎ、また脂っこい物を食べた翌日は胃がムカムカする…なんてことありますよね。
今回はそのムカムカの原因と、イヤ〜な胃もたれに効く食べ物・飲み物をご紹介します！
体に優しい物を十分に摂り、あなたの体を労わりましょう。

胃もたれは、食事の後や食間に胃が重く感じる症状のことをいいます。

暴飲暴食や加齢、ストレス、妊娠などによって、胃の運動や消化機能が落ちることで、胃もたれが起こりやすくなります。また、食事の時間がばらばらだったり、偏食だと胃の負担は大！

食べた物は、胃で一時的に貯えられ、消化しやすい形になってから小腸に移動していきます。食べ過ぎで、食べ物が胃に留まる時間が長くなればなるほど、胃もたれの症状が起こりやすくなってしまうのです。

焼肉、揚げ物、天ぷらなどの脂っこいものを食べると胃もたれするという方は、少なくないはず。

脂ものは、ご飯などの炭水化物よりも消化に時間がかかるため、胃にかかる負担が大きくなります。

また、ストレスによって胃もたれが起こることも。

ストレスで自律神経系のバランスが崩れると、胃の働きが低下することがあります。

そうすると、食べ物を消化する胃液の量が減ったり、食べ物を送り出す運動が弱くなるため、胃もたれしやすくなってしまいます。

胃もたれ、食欲不振など食べたものが消化できず不調な時には、消化を促すものを摂取することがおすすめ！効果的な食べ物や飲み物を紹介します。

あくまでも消化不良を起こしているので、食事量は控えめに。
体調を見ながら取り入れてみてくださいね。

胃もたれには、胃を休ませることがとても大切。

胃への負担が少ない、やわらかく炊いたごはんやお粥、やわらかく煮たうどんなどがおすすめです。

また、食物繊維の多い野菜は避け、消化管への負担が少ない大根や白菜、人参やかぼちゃ、じゃがいもなどの野菜を、やわらかく煮ることがポイント。

辛味や塩気、酸味などの刺激は控えめにして、やさしい味付けにしましょう。

また、食べ過ぎで胃もたれする場合は、食べ合わせによって改善が期待できるものもあります。
タンパク質を食べ過ぎた時は、ナシやパイナップル、キウイなどタンパク質分解酵素を持つ食材を。
炭水化物を食べ過ぎた時は、消化酵素を持つトロロ、大根おろし、カブなどが胃を楽にしてくれると言われています。
そして脂っこいものを食べ過ぎた時はプーアル茶をぜひ飲んでみてください。

食事の際には、最初に温かいお汁などで胃を温めてから、野菜、タンパク質の順で食べ進めることで消化がスムーズになります。
また、白湯を飲むのも効果的です。水分で胃酸が薄められたり、胃腸を温めることで働きや消化力を高めてくれ、胃もたれが軽くなる場合があります。ただし、熱すぎはかえって胃の負担になるので注意しましょう。
逆に、冷たいものは、胃や身体が冷えてしまうので胃もたれのときには控えたほうがよいですね。

お蕎麦は定番でも、その実には馴染みがないという方も多いかもしれません。

蕎麦の実は、最近ではスーパーフードとして注目されている食材の一つ。身体に不足すると疲労や体力低下、食欲不振、イライラを招いてしまうビタミンB1・B2が米や小麦の2〜3倍。

また、代謝を促進し、食べたものをエネルギーに変える手助けとなるパントテン酸が白米の4倍も含まれていて、これも疲労回復に貢献してくれる成分です。

さらには消化を助けてくれるアミラーゼやリパーゼなどの酵素も含まれていて、消化が良く胃にも優しいのが「蕎麦の実」。

胃の調子が悪いときには最適です。

蕎麦の実は、食べ方も簡単。さっと洗って1時間ほど水につけてから、たっぷりの水で茹でます。沸騰してから10分ほどで茹で上がり。

これをサラダに加えたり、スープやひき肉料理に合わせても美味しく食べることができます。
また、炊飯器で白米と一緒に炊いた蕎麦の実ごはんもおすすめです。

蕎麦の実はクセが少なく食べやすい食材。ツブツブとした食感やおそばの風味をお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

胃や身体も喜ぶメニューになりますよ。

新潟の名店の味を自宅でいただけるグルメサイト【イチゼン】の『そばの実粥セット』。セットの出汁スープは名酒・八海山の酒粕と味噌を合わせた「酒粕」、ふきのとうと青菜、八色しいたけの具が入った「蕗の薹」、地元で採れた神楽南蛮を使った「鴨と柚子胡椒」の3種。そばの実を小鍋でことこと炊き、出汁スープは凍ったまま袋を熱湯に入れて約5~8分湯煎するだけ！心も体もほっとする一品ですよ。

≫ 宮野屋「そばの実粥セット」商品ページ

胃もたれの時には、食事量を加減し消化しやすいものを食べることで胃を休めてあげましょう。普段より柔らかく煮たり、細かく刻んだり。食べ合わせも気にしたいところですね。

忙しい毎日でも、不調な時には栄養や消化を考えたメニューで身体を労わってみると、食べ物が元気をくれることもあるかもしれません。

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