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サケの遡上の時期は何年後のいつ頃?なぜ川にのぼるのか?

みなさん、こんにちは!
にいがたクリップ編集部です。

新潟グルメで有名なものの一つが、加島屋さんの『さけ茶漬け』!
一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

多くの食卓で大人気のサケですが、サケが産卵のために故郷の川を登る(遡上)というのはよく知られるお話ですね。

今回の記事では、サケはいつ遡上するか、なぜ産卵をするのに遡上する必要があるのか?サケの遡上についてお話したいと思います。

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サケの遡上の時期は何年後のいつ頃?

サケが遡上するのは、生まれてから4年後の9月〜12月ごろです。

日本の河川で卵から孵化しサケの稚魚は、春になると川から海へ降りて北上。8月〜11月はオホーツク海で過ごします。

そして、大西洋西部で冬を越し、夏を迎えると太平洋最北部のベーリング海を回遊する間に大きく成長。

2年目の11月を迎えると、アラスカ湾で冬を越し、夏にはベーリング海、冬にはアラスカ湾と行き来します。

4年後に成熟したサケはベーリング海から南下し、9月〜12月ごろに生まれ故郷の日本の河川へと帰ってくるのです。

なぜ故郷へ戻って来れるのか?

鮭が生まれ故郷に帰ってくることを「母川回帰」といいます。

なぜ戻ってこれるのかの理由については諸説ありますが、最も有力な説は生まれた川の匂いを覚えているというものです。川のにおいは数十種類のアミノ酸の組成によって決まります。これをサケは覚えていて、そのにおいを頼りに戻ってくるというのです。

ただし、においだけを頼りにしているのではなく、太陽の位置や地球の磁気などによって方角を決めていると考えられていますが、まだ正確にわかっていないのが実情です。

サケが住む川の特徴とは

水質条件は「キレイ」であること&水温は「10℃」前後

川底が砂利で湧水が湧くキレイな場所に鮭は産卵します。10℃前後の水温で、自然に近い状態の場所を好みます。

淡水の川

サケは一般的に淡水魚に分類されます。体液よりも周囲の水の塩分が薄いので、細胞内にどんどん水が入り込んでいきます。浸透圧によって体内へ入り込む水を尿にして排出することで浸透圧を調整しているのです。

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まとめ

今回はサケの遡上の時期となぜ川を登るかについてご紹介しました。

・サケが遡上するのは4年後の9月〜12月ごろ
・サケは川のにおいを覚えていて、生まれた場所に帰ってくる
・サケが住む川は、水がキレイで水温10℃以下、淡水の川

これから本格的なシーズンを迎えるサケ。この秋は、その背景を知ってよりおいしくいただいてみませんか?

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